■トリマーの昔と今



   日本でのトリマーの歴史はまだ新しいほうです。
   戦前の昭和初期に外国からドッグショーの風潮が入って
   来た頃は、まだ職業としては確立されていませんでした。
   戦後、経済復興に伴い、外国の文化が入ってきた頃から
   職業として成立しだしました。それでもまだトリミング
   を教えてくれる学校などは無かったので、その頃のトリマー
   さん達は洋書を取り寄せたりして独学で学んだりしました。

   その後、外国の文化が入ってくるに従い、それまで柴犬・
   秋田犬・紀州犬といった短毛の日本犬種が主だった日本の
   犬業界でしたが、アメリカンコッカースパニエルや
   プードル・マルチーズといった洋犬が入ってくるに従って
   トリミングをしてくれる人が必要となりました。その頃
   から日本でのトリマーやトリミングサロンは広まったと
   言われています。

   トリマーと似たする仕事に「アニマルヘルステクニシャン」
   と呼ばれるものがあります。この仕事は、動物のグルー
   ミングだけでなく、獣医師として治療も手伝うことになり
   ます。トリマーでも動物病院で働く場合トリミング以外に、
   日によっては病院の受付をしたり、診察や手術の時に看護
   の仕事をすることもあります。

   トリマーは、結構精神的にも疲れる仕事のようです。
   華やかな世界に見られがちですが、1年もしないうちに
   トリマーを辞めてしまう人も多く、大変な仕事なのです。
   アドバイザー的な知識やスキルも必要で、犬の育て方や
   しつけはもちろん、簡単な獣医学・犬の行動学・手入れ方法・
   犬のスタンダード(犬種の理想姿)の把握・犬の栄養学・
   接客方法などなど、勉強しなければいけないことも数多く
   あります。

   最近の動物病院は「トリミングサロン一体型」が主流の
   ようです。ですから動物病院でのトリマー需要も結構多い
   ものです。動物病院の場合「トリマー専門」での仕事と
   「トリマー、プラス獣医師の補佐」という仕事の場合が
   あります。動物病院に就職するなら、動物医師関連の資格
   も持っておいたほうが有利かもしれません。給与体系などは、
   きちんとしているところが多いようです。
   

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